あらすじ
登場人物/キャスト
皆実広見/福山雅治
FBIで検挙率No.1を誇る
事件を必ず終わらせる 最後の切り札・ラストマン
と呼ばれているとかいないとか
米連邦捜査局(FBI)特別捜査官
日本で生まれ
10歳の時に家が火事になった際に視力を失った
護道心太朗/大泉洋
警察庁・人材交流企画室 室長
みなみの指示をなんでも聞くようにと指示を受けている
みなみにシンディーと呼ばれる
犯人を捕まえるためにはどんな手でも使う
ひとりで手柄をかっさらっているので他の刑事にたいへん嫌われている
しかし、検挙率はトップクラス
佐久良円花
警視庁捜査一課・佐久良班 主任
吾妻ゆうき
警視庁刑事部・捜査分析センター
護道泉
警視庁捜査一課・佐久良班
京吾の息子で、心太朗の甥にあたる。
馬目吉春
警視庁捜査一課・佐久良班
係長の今藤とは
キャバクラ『完熟フルーツ』に通う仲。
護道京吾
警察庁次長
祖父の代から警察庁長官を歴任してきた
警察一家の “護道家”
心太朗の兄
護道清二/寺尾聡
元警察庁長官
主題歌
『修羅の巷』神はサイコロを振らない
ストーリー
Ep.01 新時代のヒーロー
日本の警察庁、アメリカ連邦捜査局の連携強化を図る制度
“日米刑事共助協定”
その、新制度指導のお披露目となる式典に
アメリカらしさの演出なのか
ヘリコプターでド派手に登場したのが
米連邦捜査局(FBI)特別捜査官
皆実 広見(福山雅治)
“全盲”というハンディキャップを抱えながらも
FBIで検挙率No.1を誇るという
異質な来客に
日本の警察庁がお世話係として任命したのが
警察庁・人材交流企画室 室長
護道心太朗(大泉洋)
音や臭い、
事前に取り寄せたプロフィールを元に
出合い頭から、
自身の状態や心情をズバズバ言い当てる皆実に
心太朗はペースを乱される。
派手な登場の後
式典でのスピーチで皆実は
現在、都内各地で発生している
“無差別連続爆破事件”の捜査に参加する
と勝手に宣言
慣れない介助に戸惑う心太朗に皆実は
小型カメラや音声ソフトなどのテクノロジーを巧みに駆使して
まるで見えているかのようにすら感じる振る舞いを見せ
さらに心太朗のペースを乱す。
心太朗が車の後部座席に乗せようとすると
皆実
「バディーは隣に乗るものです」
と助手席へ乗車。
皆実の言うことを何でも聞くように
と命じられている心太朗だったが
心太朗
「これ以上、勝手なことはしないでいただきたい」
と、皆実に釘を刺す。
しかし、
この発言に皆実は
皆実
「あなたとはいいバディーになれそうです」
と、マイペースを貫く。
心太朗
「お別れする日が楽しみです」
皆実
「泣かないでくださいね」
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“無差別連続爆破事件”
この2か月の間に4件もの爆発が発生しており
時間も場所もバラバラ
使用されたのはいずれも手製の即席爆破装置
爆発は小規模だが28名の負傷者が出ている。
捜査一課からの疎ましさ全開の視線をもろに受けながら
捜査資料を音声ソフトに読み込み、
訓練された”速聴”によって一瞬で頭に入れたという皆実。
これには疑いの目を向ける
捜査一課・佐久良班の一同。
試しに、皆実の思う犯人像を訪ねる。
皆実の考えでは
“犯人は一人”
しかし、
佐久良(吉田羊)
「犯人は一人ではありません」
馬目(松尾諭)
「本当に調書、読んだんですか??」
捜査一課の見立てでは
過去4件の爆発現場の防犯カメラに同じ人物が一人も写っていなかったことから
少なくとも一人ではないとのこと
さらに、護道泉(永瀬廉)の報告書には
背後にテロ組織がいる可能性も示唆されている。
しかし、これについて皆実は
主義や心情が異なる団体が攻撃されていることを理由に
真っ向からの対立意見を主張。
皆実は
今回の事件、組織の犯行ではなく
“ゆるい繋がりによる犯行”だと語る。
まずは、SNSなどで
即席爆破装置の取引が行われているかどうか
監視と確認をするように提案する。
捜査一課の主任として
佐久良はこの提案を一蹴。
そんな中、
皆実の言う捜査方針の実行に手を挙げたのが
技術支援捜査員の 吾妻ゆうき(今田美桜)
しかし、立候補もむなしく
佐久良班からの実行許可は得られない。
そこへ、新たな爆発発生の知らせが
犯人は次作の改良のために必ず現場にいるからと
なんと皆実は
自身が現場に出向き、火薬の臭いから犯人を見極めるという。
佐久良主任の反対をよそに、
心太朗は皆実を連れて現場へ。
その時、
皆実は吾妻にも声を掛け協力を要請。
皆実は自身のカメラを 吾妻と心太朗に共有し、
“自身の目”になってもらうようお願いする。
白杖を持った人間一人の方が犯人に警戒されないからと
心太朗は皆実の指示で離れた位置から状況を伺うことに。
吾妻は慣れない誘導に戸惑いながらも
皆実を現場へ導く。
現場に到着した皆実は
野次馬の人数を絞るために
『もう一つ爆弾が見つかった』
と心太朗に叫ぶよう指示する。
犯人を捕まえるためにはどんな手でも使う
そんな、心太朗のやり方をわかっていてのこの指示。
心太朗は皆実の指示のとおり
現場にさらなる混乱を与えた。
皆実の読み通り、
混乱に呼応しない人物の中に
火薬の臭いのする人物を見つけた皆実。
心太朗に容疑者確保を任せたいが、
嘘の情報を発し、現場に混乱を招いたことで
心太朗は捜査一課の人間に取り押さえられてしまっている。
皆実は自身で犯人の追跡を試みる。
追跡者が盲目であることから
逃げ切れると踏んでいる犯人に対し
皆実は、「カメラで姿を撮影している」と声を掛ける。
犯人の足は止まったのだが
強行手段に走った犯人にもみ合いの末、
カメラを破壊され、逃走を許してしまう。
心太朗は警察庁上層部に呼び出され
ゲスト(皆実)の負傷の責任を問われる。
“日米刑事共助協定”の責任者であり、
心太朗の兄である 警察庁次長・護道京吾 のにも
責任を追及する声が上がってしまうことに。
査問会の後、心太朗と兄、ふたりの会話
そこで京吾から
心太朗が皆実の担当になったのは
皆実本人のご指名であることを聞かされる。
京吾
「違法捜査もいとわない、お前のやり方が
FBIに近かったから 選んだんだろう」
一方、皆実の力に頼らず
捜査を進める捜査一課・佐久良班
防犯カメラの映像から、爆弾を設置した人物を割り出す。
その人物は、皆実が現場で接触した男とは別人だった。
防犯カメラ映像の確認がひと段落した吾妻に
佐久良班・護道泉が声を掛ける。
泉
「伝えたの?
昔、皆実さんに救われたって話」
吾妻
「そんなこと言ったら普通に引かれるでしょ」
そう言って入院中だという皆実を心配する吾妻。
ホテルのスイートルーム。
そこで優雅に朝食を取る皆実に
心太朗が文句を垂れる。
心太朗
「ホテルに戻るならちゃんと言ってください
病院まで行ったこっちはとんだ無駄足です」
心太朗にも朝食を進める皆実は
さらりと先日犯人と接触した際に
GPSを仕掛けていたことを明かす。
GPSの示す場所は団地。
現場に向かう道中、
ふたりはお互いのことについて話を
皆実は
日本で生まれ、
10歳の時に家が火事になった際に視力を失ったこと
その火事で両親を失い、アメリカに居た祖父母のもとへ渡ったこと
FBIの捜査官になった経緯、苦労
射撃試験では
“ターゲットの音を聞き、
レーザーポインター付きのグロックで狙いを定め、
バディーの合図で引き金を引く”
このように仲間の助けを借りて突破したこと。
心太朗
「なぜそこまでして、特別捜査官に?」
皆実
「決まってるじゃないですか
“モテたかった” からです。」
そう言い切って、皆実は指を鳴らす。
心太朗が警察になったのは
祖父の代から警察庁長官を歴任してきた
警察一家の “護道家” で育ったことがきっかけ
キャリアになれる条件はパスしながらも
あえて一般採用を選んだのは
“優秀すぎる兄の存在”があったから
とのこと。
心太朗
「兄と”甥っ子の泉”もいずれは警察庁長官になるはずです」
犯人の住居を特定したふたり。
皆実は迷わずインターホンを押した。
盲目であることで油断を誘い
応対した犯人の母親に
「トイレを貸してほしい」と頼み
部屋への潜入に成功する。
犯人は不在。
トイレから抜け出した皆実は
爆弾の製造を行っていたであろう犯人の部屋に足を踏み入れる。
その時、犯人の母親が震える手で
皆実のさなかに刃物を突き立てた。
皆実が危ない。
心太朗は隣の部屋のベランダを伝って
皆実のいる犯人宅に回り込む。
心太朗の突入の機会を作るため
皆実は母親を落ち着かせる。
犯人について聞き出そうとする皆実
明るくて優しい子だったが、
中学の時のいじめをきっかけに
引きこもるようになったという。
犯人の最後の狙いは
自分をいじめてきた奴ら。
そのいじめっ子は、、
現在、交番に勤務する警察官。
皆実は心太朗とともに交番に急行。
警察官を拘束し、拳銃を奪った犯人は
ひとりで現れた皆実に銃口を向ける。
犯人を制圧すべく、歩を進める皆実。
皆実に引き付けられている犯人の後ろ側に
心太朗も控えてはいるものの、
犯人の手には起爆スイッチが握られているために
うかつな行動をとれない。
皆実がそのまま犯人に歩み寄り、
威嚇射撃だけで直接 皆実に向けて発砲することができなかった犯人を
華麗に制圧。
犯人の動機をを聞き
感情的になる心太朗に対し、
意外にも、
犯人に優しいことば、
希望となるような言葉を掛けた皆実。
事件解決の後、
お互いの犯人への対応が意外だったと語り合うふたり
心太朗
「アメリカの警察はもっとドライかと思ってました」
皆実は自身の発言が
カメラを通した先に居る、警察の人間に向けての発言だったことを明かすのだった。
皆実
「ああゆうの、好きでしょ。日本人は」
皆実の思わぬ腹黒さを指摘する心太朗に対し、
皆実
「ハンディキャップのある人が全員、成人君主だと思ったら大間違いです」
彼らは特別でも何でもない、“どこにでもいる ごくありふれた人間”なのだ
心太朗は後部座席のドアに手を掛けるのを直前で留め
皆実を助手席へ。
皆実
「Thanks!シンディー」
心太朗
「それ、絶対やめてください」
“護道清二”の表札がかかった邸宅へ
心太朗の兄・京吾が訪れている。
京吾は、元警察庁長官の父・清二に
皆実についてのある報告を上げる士
京吾
「皆実広見が “千葉刑務所にいる 鎌田國士”への面会請求を出しました」
清二
「。。。鎌田は?」
京吾
「受け入れなかったようです」
心太朗も知らない、42年前の事件の存在がここで示唆されるのであった。
Ep.02 相棒は殺人犯!?
皆実の鶴の一声で
吾妻が人材交流企画室の配属となった。
自由な皆実が気に入らない様子の心太朗。
事件発生の入電。
「捜査はしない」方針を望む心太朗に反し、
皆実は有無を言わさず、現場に向かう。
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現場では
相変わらず 捜査一課・佐久良班には嫌な顔を向けられる
遺体を触って確認し始める皆実に
ベテラン鑑識もカンカン。
しかし、皆実が
触っただけで死亡推定時刻や凶器を特定して見せたことで
周囲の見方が変わる。
遺体の状況から、
犯人に心当たりがある様子の心太朗。
12年前に起きた女性の絞殺事件と
絞殺された遺体に香水をふりかけるという手口が一致している。
犯人は女性患者へわいせつ行為で逮捕歴のあった
クリニックの悪徳医師・アオヤギ。
過去に心太朗が独自に証拠を揃え自供に自供させていた。
そのアオヤギが出所した矢先のこの事件。
アオヤギの居場所に心当たりがあった心太朗は
皆実とともにアオヤギの事件をずっと取材していた男の家へ。
部屋に入るなり、心太朗は
アオヤギにつかみかかり自供させようとする。
しかし、アオヤギは
今回の事件も、12年前の事件も無罪を主張。
記者の方は、
アオヤギの無実を晴らすために協力しているようだ。
今回の被害者は12年前の被害者の友人。
青柳には死亡推定時刻にアリバイが
当該時刻に
記者の部屋で動画配信を行っており、
犯行は不可能かと思われる。
12年前の事件に誤認逮捕の可能性が生じ
捜査本部が慎重になる。
そこへ、皆実が待ったをかける。
今回の事件がアオヤギの犯行でないのなら、
過去の事件と同じ殺害方法であることから
“心太朗の誤認逮捕”or“警察内部に犯人がいる”
というとんでもない可能性を口にする。
後日、
心太朗が先日、アオヤギに詰め寄った姿が
記者によって拡散されてしまう。
その動画には
“心太朗は、護道家の養子であり
実の父親は人殺しである”
という旨の心太朗の過去も語られていた。
心太朗の過去については、
捜査一課の人間も知らなかったようだ。
重い空気の中、
皆実は昨夜のお楽しみ画像を披露する。
被害者の勤め先だったお店での一枚。
そこで、心太朗の当時の捜査方法を調査していた皆実。
当時の心太朗の違法捜査で掴んだ証拠は
果たして、本当に決定的な証拠と言えるものだったのか
皆実が心太朗に問う。
心太朗の”悪への執着”について追求する皆実。
その歪んだ正義感は
実の父親が殺人犯だったからではないのか
皆実は心太朗に
自分の中の”正義の証明を求める”
皆実
「自分の心の中に”悪”が潜んでいることに恐れている」
心太朗
「だとしたら?」
皆実
「残念ながら、バディーを解消させていただきます」
なんと皆実の方から
バディー解消を切り出されてしまう。
心太朗は捜査から外された。
ひとり、遺体の発見現場に足が向いた心太朗。
なんとそこで、
犯人からの襲撃に合う。
真犯人はやはりアオヤギ
記者も共犯。
絶体絶命のピンチに思われたが、
そこへ皆実がひとりで現れる。
配信中、一時画面から外れたタイミングでの犯行。
皆実は、
配信の音声から、配信場所が記者の部屋ではなく
もっと反響の大きな広い場所であることに気が付いており、
心太朗と口裏らを合わせて仲違いの芝居を打っていたのだ。
皆実の登場に、強硬手段に出たふたり。
ナイフで襲いかかった記者の方は皆実が華麗に制圧。
しかし、
心太朗を人質に取ったアオヤギに、
皆実は例の”レーザーポインター付きのグロック”を取り出す。
当たるわけがない。
そう高を括っているアオヤギ。
心太朗が目となり、打った球は見事的中。
無事、犯人を逮捕。
事件解決後、
ホテルのスイートルームに
皆実と心太朗がふたり
心太朗
「知ってたんですよね?
私の”実の父が殺人犯”だということを」
皆実
「”無期懲役で千葉刑務所に服役中”」
その人は料理人で優しい人だった。
そんな人が人を殺した。
そのトラウマのせいで、
自分の中のにも”悪”があるのではないかと
ずっと自分を疑ってきた心太朗。
心太朗は今まで一度も
その事件について調べることも
服役中のその人に会いに行くこともしていないという。
皆実
「会うと、そっち側の人間になりそうで怖い?」
心太朗
「。。」
皆実は自身を”人間の中身を見るプロフェッショナル”だと言い切ってから
皆実
「護道心太朗 室長は
“まっとうな正義感を持った、ごくありふれた人間です”」
そう声を掛けた。
EP.03 相棒への挑戦状
皆実の捜査一課配属が正式に決定。
連続で皆実に手柄を奪われた佐久良班は
一課内で散々な言われよう。
佐久良班の現場へ皆実と心太朗も参加。
事件の第一発見者は皆実が大ファンだという大物俳優・ハトリ。
ハトリの稽古場にお邪魔して事情聴取。
稽古場内には作品の舞台に合わせた温度でけいこができるようにと
特注の大きな空調装置が備わっている。
被害者は共演経験のある若手役者。
現場に落ちていた鍵が彼のものでないか尋ねる。
ハトリの妻も女優で
おしどり夫婦として有名なんだとか。
事件当時、
稽古場に一人だったという彼にアリバイはない。
そこまで確認して、この日は事務所を後にするふたり。
心太朗
「なにか気づいているならネタは共有してくださいね」
皆実
「私のバディーはそんな必要はないはずですが?」
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死亡推定時刻に、事件現場で
被害者の大きな声を聴いたという情報が。
被害者
「あんたのこと、ぶっ殺しに来たんだよ」
被害者が誰かを襲おうとして返り討ちに会った可能性が出てきた。
被害者が事件の数日前から頻繁に連絡を取っていたのが
交際を噂されていた女優とプロデューサーのふたり。
二人とも被害者にしつこく金の無心を受けていたそうだが
死亡推定時刻にふたりのアリバイはありそうだ。
ここで皆実は現場に落ちていた鍵は
ベテラン俳優の稽古場の鍵だと告げる。
稽古場で鍵に触れた際に同じ鍵だと確認したとのこと。
捜査方針としては
取調時の印象から、
ハトリの犯行ではないとの考えを見せる皆実に対し
佐久良班が、ハトリとその妻の線を洗い
皆実・心太朗タッグが、
共演者の女優・シノヅカマナをあたることに。
佐久良班VS皆実・心太朗タッグでの星の取り合いが白熱。
ドラマの撮影現場にお邪魔する皆実と心太朗。
大ファンだと大興奮の皆実は
被害者が連絡をとっていたふたりにハンドクリームを差し入れる。
そこへ、
ハトリが殺しを自供したとの連絡が。
取調室に駆けつけた皆実は
自供の様子を確認し、
やはりハトリは犯人ではないと言い切る。
しかし、
ハトリが提出した血の着いた台本の存在が
彼の自供を裏付ける。
皆実はハトリが妻をかばっている可能性を考慮して
奥さんにもハンドクリームの使用を求める。
これでどうやら、
皆実は犯人の目星がついたようだ。
皆実
「真犯人がわかりましたか?」
心太朗
「やっぱり試していたんですね?」
心太朗にもしっかり真犯人の輪郭をとらえている様子。
皆実
「では行きましょう。ラストを頂きに」
心太朗
「アグリーです」
撮影現場で推理を披露する。
犯人は稽古場の空調を使って死亡推定時刻をずらし、
スペアキーをわざと現場に残した。
これは、ハトリを自首に追い込むための罠。
好感度が命のハトリにとって
薬物使用疑惑のある若手俳優殺害の罪より
不倫の事実が明るみになる方が問題だ。
ハトリは不倫の事実を隠すため、罪をかぶらざるおえなかったのだ。
皆実は不倫相手をあぶりだすために、
稽古場にお邪魔した際、
確認していた歯磨き粉のチューブの潰れ方。
チューブの潰し方はプロファイルにおいて重要。
ハトリ本人はお尻からきれいに押し出すやり方なのに
その歯磨き粉のチューブは真ん中が潰れていた。
皆実はそれを確認するためにハンドクリームを使った。
真ん中から潰す癖を持つのは
一番可能性の高い奥さんではなく、
共演者のシノヅカマナ。
不倫相手は彼女。
決定的な証拠となるのはハトリの台本。
皆実が稽古場で確認した
他の誰にも触らせないとの習慣を持つハトリの台本には
万年筆のインクの香りが。
血の付いた台本が犯人のものであるならば
今現在、
万年筆での書き込みの残った
ハトリの台本を持っているのが真犯人だ。
台本を持っていたのはプロデューサー。
真相はこうだ。
プロデューサーは被害者に
不倫をネタにゆすられており、犯行に及んだ。
ハトリに罪を着せようとしたのは
プロデューサーの方が先にハトリと不倫関係にあり
シノヅカマナとも不倫をはじめたハトリへの腹いせ。
後日、
ハトリへ真相の報告に伺うと
そこにハトリの姿はなく、妻が代わりに事件の詳細を聞くとのこと。
皆実と心太朗が奥さんに真相を語ったのだが、
同席していた佐久良が口を開く。
佐久良
「ほんとはご存じだったんですよね?
ご主人が不倫していたこと」
佐久良は、1年前に
奥さんと被害者の通話記録があったことをを掴んでおり、
そのタイミングから
プロデューサーと女優のシノヅカマナへの
被害者からの連絡が頻発するようになった。
奥さんは被害者を使って
夫のハトリを困らせようとしていた。
佐久良
「結果、それが殺人へとつながった」
奥さん
「だとしても、なんの罪にもならないですよね?」
犯人逮捕に関しては
皆実・心太朗タッグに軍配があるが、
事件の真相にたどりついた佐久良が今回のラストマン。
佐久良
「皆実さん、これからもとことんやり合いましょう」
皆実
「望むところです」
Ep.04 奇跡の出会い
吾妻とランキングを楽しむ皆実。
男性が倒れる現場に遭遇する。
意識を失う寸前、
「なにか刺された」
被害者はそう言い残し、命を引き取った。
被害者の手の甲には刺し傷があり、
ブラックライトに反応する特殊な塗料で
動物のマークの着いたスタンプが残っていた。
吾妻
「オオカミ。。」
同様の不自然死が多数あることが判明し、捜査本部が立ち上がる。
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被害者の奥さんに聞き取り。
遺体確認時の
奥さん、そして、吾妻の
違和感を見逃さなかった皆実が問う。
皆実
「なぜ吾妻さんは瞬時に、
これをオオカミだと感じたのですか?」
吾妻は、奥さんの方へ目くばせをして
口を開く。
『痴漢撃退スタンプ』
奥さんによると
被害者は痴漢刑訴中だったそう。
その時、
痴漢冤罪被害者の会に入会しており、
そこで撃退スタンプの販売をしているのだという。
早速、
販売元の『痴漢冤罪被害者の会』の代表の元へ
そこで
会の問い合わせホームに
犯行を視差するようなメールがあったことを知る。
事件が公表され、
“痴漢撃退スタンプ”による痴漢を狙った連続殺人は
世間で一部、“女性たちのヒーロー”のように扱う声も。
事実、今回の事件をきっかけに
痴漢の認知件数が激減していることもあって
吾妻も犯人逮捕への決意が揺れる。
泉が、皆実に
捜査から吾妻を外すよう頼む。
泉
「あいつは過去の経験から
痴漢犯罪に対して心に傷があるんです」
しかし、皆実は
「それは、吾妻 自身が決めること」だと泉にはなし、
この提案を心に留める。
新たな被害者が幸いにも意識を取り戻した。
「痴漢を見逃す代わりに」と
捜査協力を求める 皆実と心太朗。
殺害された被害者を含め
彼らはSNSでつながった集団痴漢グループだった。
かろうじて生き延びた彼は
今日も既に毒殺しされたはずのメンバーから誘いを受けて盗撮を決行していたという。
ただ、彼を刺したのは盗撮対象の女性とは別の女だったらしい。
犯人は毒殺した盗撮犯メンバーになりすまし、ほかのメンバーを誘い出し犯行に及んでいる。
すでに犯人は最後のメンバーを次の盗撮へ誘い出している。
誘いの電車に乗っていたのは、、
。。“痴漢冤罪被害者の会”の代表
犯行を止めるため、
皆実が走行中の車両内で声をかける。
騒ぎに乗じて痴漢グループのメンバーが逃亡を図る。
犯人はその男に毒針を振りかぶった、、
しかし、その針を受けたのは吾妻だった。
急いで駆け寄った泉に吾妻は、
逃亡を続ける痴漢をなんとしても捕まえるようにと思いを託す。
「なんで、あんな奴のために!」
犯人の問いに吾妻は
吾妻
「あなたに、罪を重ねてほしくなかったから」
心太朗が犯人を、泉が痴漢を確保。
皆実は吾妻を救急搬送した。
犯人は、
婚約者が痴漢冤罪で逮捕され、人生が一変し、
命を絶ってしまったのだと語る。
婚約者の死後、真犯人を探し、痴漢グループにたどり着き、復讐へ。
「後悔はしていない」と
どこか満足げな彼女に心太朗の口から真実が語られる。
婚約者は、冤罪ではなかった。
SNSを調べた結果、
奇しくも同じ痴漢グループに属していたことが分かったのだ。
今回の彼女の好意は、痴漢と同じ、
人を不幸にする行為でしかなかったのだ。
皆実はひとり、容体が回復した吾妻の見舞いへ。
そこで皆実は、昔届いた”手紙“について話す。
陸上の選手だった手紙の主は
盗撮被害やストーカー行為に苦しんでいた。
そんなとき、盲目になってなお、
誰かのために頑張る皆実の姿に救われ、手紙を出した。
皆実は最初から気づいていた。
皆実
「吾妻さん、あなたに会えて本当に良かったです」
ベットの上、吾妻は涙を流す。
吾妻がその手紙の子であると。
警察庁次長で泉の父、京吾の命を受け、
心太朗と皆実を監視していた泉が報告を上げる。
皆実が“古い強盗殺人の資料”を見たがっていた。
報告を受けた京吾は、、
京吾
「今度、皆実さんをうちへ招待しよう」
Ep.05 忘れられない味
インフルエンサーを狙った空き巣・強盗の被害が頻発。
話題性から皆実が目をつける。
新たな事件発生、今回はインフルエンサーが殺害された。
被害者は料理家のインフルエンサー。
現場に残された料理には野菜がない。
彼女の過去の投稿から、
野菜メインの料理をを用意しないのは不自然。
被害者が所属しているインフルエンサー事務所で聞き込み。
被害者と人気を争う同事務所 所属インフルエンサーのアオシマに話を聞く、
皆実の提案で彼女の料理を頂きながら。
さらに、被害者とアオシマの
ふたりを抑えてトップの座に君臨する。
インフルエンサーの”カナカナ”にも話を聞きに自宅へを訪ねる。
姿を後悔していない”カナカナ”に変わって対応したのは
担当弁護士と娘。
実は、カナカナのもとに
『カナカナは狙われている』
と書かれた手紙が届いていた。
皆実
「ところで、お願いしていたものは?」
皆実はカナカナにもお弁当を頼んでいた。
心太朗が「受け取れない」と伝えるのを無視して
皆実はありがたく頂戴する。
カナカナのお弁当をつまみながら
捜査一課で報告会。
そこで佐久良班が有力な容疑者を上げてきた。
複数の有名な料理インフルエンサーのアカウントに不正アクセスをしていた男。
数日前から所在がつかめていないという。
報告会の場に心太朗の姿がない。
皆実
「どちらへ?」
佐久良
「遺体の安置所だと思います。」
心太朗は
遺体に手を合わせ、スイッチを入れるのが習慣らしい。
昔から、
殺しの犯人を異様に憎んでいるという心太朗。
佐久良
「父親と同じ人殺しにならないように必死なんでしょう」
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今度はアオシマが被害にあった。
頭部を殴打されたが一命は取り留めた。
容疑者だった料理インフルエンサーのアカウントに不正アクセスをしていた男。
その男が、“カナカナの元夫”だと判明する。
退院したアオシマに捜査状況の報告へやってきた心太朗と佐久良。
アオシマが振る舞ってくれた料理を頂きながら
心太朗が事件の概要を口にする。
”被害者は全く料理が出来なかった”
彼女の投稿する料理は雇ったスタッフが作ったもの
では、事件発生時に残っていた料理は一体誰が?
犯人が料理を作ったのだ。
サラダが、なかったのは
偽装工作の料理を作った後で、
サラダには犯人に繋がる証拠があることに気が付き、サラダだけ処分した。
真犯人はアオシマ。
インフルエンサーの個人情報を探って
ストーカーまがいの行為をしていた男に接触し
強盗をさせ、ライバル殺害へのカモフラージュにした。
自身が襲われたのも、彼女の指示した自作自演。
皆実の指示で”カナカナ”が身の危険を匂わせる投稿をしたことで
強盗の実行犯だった男をカナカナの自宅付近で確保。
カナカナへ手紙を出したのは、カナカナを守りたかった元夫の彼。
「なんで私の料理はダメなんですか?」
連行されるアオシマが最後に尋ねたこの問いに
心太朗
「“毎日食べたい”とは思わなかった」
アオシマが連行された後、
心太朗は残った料理に再び箸をつける。
心太朗
「食べ物に罪はないからな」
佐久良
「あなたの、実のお父さんの作った料理は、
“毎日食べたい”と思ったの?」
心太朗は料理を最後まで食べきって一言。
心太朗
「所詮、人殺しが作った飯だよ」
そう吐き捨てた。
カナカナにお弁当箱を返しに来た皆実。
娘
「すみません。
お母さんはいま料理中で」
皆実
「いいんです。
お母さんがいないことはわかっていますから」
初めて会ったときに握手した際に
彼女の包丁だこに気が付いており、
カナカナの正体が娘の方であることを見抜いていた皆実は
彼女に感想とお礼を伝えるのだった。
皆実が心太朗の兄で警察庁次長の京吾に
ある事件の捜査資料入手の口利きを求める。
京吾
「それがどういう事件なのかご存じなんですか?」
その事件とは、
皆実が両親を失い、さらに視力を失った事件。
逮捕された男はずっと犯行を否定したのに
突然、容疑を認めた。
京吾
「その男が何者なのかも、皆実さんはご存じなのですね」
皆実
「ええ。」
京吾は、捜査資料の手配を約束する。
Ep.06 不器用な愛のカタチ
後藤家へ2度目の訪問。
心太朗の義父で元警察庁長官の清吾と初めて顔を合わせる皆実。
この日は清吾の誕生日。
心太朗は
昔、義父に渡した誕生日プレゼントを思い出していた。
家族団欒のさなか、
泉のもとに”立てこもり事件“発生の入電が。
警備会社社長が別荘に散弾銃をもっての立てこもり
現着した皆実は、交渉役を勝手でる。
社長からの要求は”10億円”
SNSには社長の妻が血を流して倒れている画像が
要求をのまなければ“娘も打つ”と告げる。
自身の会社が用意する10億円を
秘書に持ってこさせる。
これが社長の計画のようだ。
皆実は
社長の声の震えから”怯え”を感じ取り、
一筋縄ではいかなそうな空気を心太朗と共有する。
皆実がひとりで社長に語りかけながら
別荘に近づく。
社長は銃を向けながら皆実を引き入れる。
L A S T M A N
皆実は重症の奥さんとの人質交換を申し出て、
社長はこれを承諾。
秘書の追跡を担当する、心太朗と佐久良班。
会社に到着しガサ入れをはじめると
上からストップがかかる。
どうやら、天下り先であることによる忖度が働いているらしい。
その命令を京吾が一蹴。
根回しには父・清吾が一役かった様子だ。
秘書の話では
社長は談合疑惑の逮捕を恐れて犯行に及んでおり、
本当に妻と娘を殺すつもり、
とのこと。
人質となった皆実は
ガソリンの匂い、時計の針の音から、
自動発火装置の存在を言い当てる。
警察とのやり取りをする社長に違和感を持った皆実が
モールス信号で事件の本懐を伝える。
皆実
(これは、立てこもりではなく誘拐
娘を誘拐され、命令を聞いている)
こうなると、
現在10億円を運ぶ秘書が真犯人とグルの可能性が。
秘書の車両に現金を乗せた地下駐車場で
なんと、通報者の車が出入りしていたことが発覚。
車両の情報から追跡を行い、佐久良班が犯人確保。
その一方を受けて
皆実と社長は急いで退避へ動く。
そのとき、
皆実のカメラからの音声に
発火装置の作動した、照射音が鳴り響き
凍り付く一同。。
だったが、ギリギリのところでふたりは退避を完了していた。
しかし、
まだ、娘が見つかっていない。
吾妻の調べで
犯人が社長の息子であることが発覚。
母親の違う妹を誘拐したことになる。
動機は、自身と大きく暮らしぶりの違う義兄弟への嫉妬。
犯人によると、同じ自動発火装置が
娘の監禁場所にも設置してあるようだ。
皆実
「護道さん、強制的に聞き出しましょう」
犯人を抑え込み銃を突きつける心太朗。
打てるわけないと高を括る犯人に
心太朗
「俺の父親は殺人犯なんだよ」
その後、銃声が鳴り響いた。
病室、
意識を取り戻した犯人の第一声。
「娘はっ?!」
皆実は神妙な面持ちで
犯人に焼けた後のある衣類の写真を手渡す。
皆実
「半径20キロ圏内をしらみつぶしに探したのですが。。」
犯人は勝ち誇った様子で、
誘拐した社長の娘の居場所について語り始める。
この犯人の供述は、皆実のカメラを通して
現在捜索中の佐久良班に伝えられた。
心太朗は発砲時、
犯人が誘拐時に使用したスタンガンを使い気絶させていた。
「騙したのか」
発火装置作動まで残り19分。
佐久良班、心太朗の必死の捜索により
無事、救出に成功した。
上層部への根回しに尽力してくれた
義父・清吾を再び訪問した心太朗と皆実。
皆実から清吾に誕生日プレゼントを
続いて心太朗も。。
皆実からはサングラス
心太朗からはスマートウォッチ。
心太朗
「わからなければ、私が教えます」
清吾
「ありがとう」
ふと、何かを思い出したかのように何か探しに向かう清吾。
清吾が心太朗に手渡したのは
あの時の誕生日プレゼント、
『かたたたきけん』
心太朗
「こんなもの、まだ持ってたんですか。」
清吾
「1枚、頼むよ」
心太朗は、律儀に券を一枚もぎって
清吾の背後に回り、やさしく肩を叩くのだった。
スタッフ
脚本
黒岩勉
音楽
木村秀彬
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概要
放送時期:2023年 春
放送枠:日曜 21:00~
放送局:TBS
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