『VIVANT』は、2023年7月期に日曜劇場で放送されたドラマ。
主演級キャストがずらりと並び、
海外ロケも含めた大きなスケール感で、
放送前からかなり注目されていた作品でした。
一方で、放送前はストーリーの詳細がほとんど明かされず、
「結局どんなドラマなの?」という謎も多かった本作。
始まってみると、
予想を超える展開と映画のような映像で大きな話題に。
この記事では、
そんな『VIVANT』の基本情報や登場人物、
全10話のストーリーを振り返っていきます。
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あらすじ
物語は、大手商社に勤める乃木憂助が、
中央アジアのバルカ共和国で起きた
“1億ドルの誤送金事件”に巻き込まれるところから始まります。
ただのお金のトラブルかと思いきや、
その裏には警察組織や謎の組織、
さらには乃木自身の過去まで関わっていることが少しずつ明らかに。
日本とバルカをまたぎながら、
事件の真相はどんどん大きなものへと広がっていきます。
誰が味方で、誰が敵なのか。
そして、タイトルにもなっている“VIVANT”とは何なのか。
先の読めない展開と壮大なスケールで、
最後まで目が離せない物語です。
登場人物 / キャスト
乃木憂助 / 堺雅人
所属:丸菱商事 エネルギー事業部
特技:手で持った もの の重さが量れる(1kgまでなら10gの誤差
好物:お赤飯
特徴:”もう一人の自分”と会話する
丸菱商事に勤める商社マン。
バルカ共和国で起きた1億ドルの誤送金事件に巻き込まれ、物語の中心人物となっていく。
一見すると頼りなさそうにも見えるが、事件の中で予想外の行動力や判断力を見せる場面も。
物語が進むにつれて、彼の過去と正体が少しずつ明らかになっていく。
※ネタバレ
その正体は、自衛隊の非公認諜報部隊“別班”の一員。
幼少期にバルカで人身売買に巻き込まれ、家族と引き離された過去を持つ。
かつては”タンゴ・ハヤト”という名前で過ごしていた時期もあり、失われた記憶や家族の存在が物語後半の大きな鍵となっていく。
さらに、テントのリーダーであるノゴーン・ベキとの関係も明らかになり、乃木は任務と自身の過去の間で揺れ動いていく。
野崎守 / 阿部寛
所属:警視庁公安部 外事第4課
特技:料理
好きな映画:ハリーポッター
仕事の流儀:すべてを見越して行動する
乃木がバルカ共和国で出会う公安刑事。
豪快で強引に見える一方、状況判断に優れ、常に先の展開まで読んで動く人物。
誤送金事件をきっかけに乃木と行動をともにしながら、
事件の裏にある大きな組織の存在へと迫っていく。
相棒のドラムとの掛け合いや、意外と面倒見の良い一面も魅力。
※ネタバレ
誤送金事件の裏にテロ組織“テント”が関わっている可能性を早くから疑い、
さらに乃木の正体にも迫っていく。
乃木がただの商社マンではないことを見抜き、
公安として別班の存在にもたどり着いていく重要人物。
最後まで乃木の行動を追いながら、公安として事件全体の真相に迫っていく存在。
柚木薫 / 二階堂ふみ
職業:医師
関係:ジャミーンの主治医
特徴:患者を見捨てない強い責任感を持つ
バルカ共和国で医師として活動していた女性。
乃木や野崎と行動をともにすることになり、
逃走劇の中でも医師としてジャミーンを救おうと奔走する。
芯が強く、危険な状況でも患者を第一に考える人物。
物語が進むにつれて、乃木にとっても大切な存在になっていく。
※ネタバレ
ジャミーンの手術のために日本へ戻り、彼女を支え続ける重要な存在。
乃木の過去や正体そのものに深く関わる人物ではないものの、
乃木が”愛する”という感情と向き合ううえで大きな意味を持つ存在となっていく。
薫とジャミーンの存在は、任務や組織の中で生きてきた乃木にとって、
日常や人とのつながりを感じさせる大切な軸になっている。
ドラム / 富栄ドラム
立場:野崎の協力者
特徴:スマホの音声機能を使って会話する
関係:野崎の相棒的存在
バルカ共和国で野崎をサポートする協力者。
言葉は話さず、スマホの音声機能を使って会話するのが特徴。
車の運転や現地での案内、逃走のサポートなど、
乃木たちの危機を何度も救う頼れる存在。
無口ながら愛嬌があり、ジャミーンを見守る優しさも持った、
物語の中でも強い印象を残すキャラクター。
ジャミーン
父:アディエル
主治医:柚木薫
特徴:人の善悪を見抜く力がある
バルカ共和国で暮らす少女。
二年前に目の前で母を亡くして以来、口をきけなくなってしまった。
砂漠で倒れていた乃木を
父・アディエルとともに助けたことをきっかけに、
物語へ深く関わっていく。
病を抱えながらも、周囲の人々に大切にされている存在。
人の善悪を見抜くような不思議な力を持ち、
乃木やベキの人物像を考えるうえでも重要な役割を果たしている。
黒須駿 / 松坂桃李
所属:別班
関係:乃木と行動をともにする別班メンバー
特徴:冷静で任務に忠実
乃木とともに行動する別班のメンバー。
若く見えるが、任務中は冷静で判断力もあり、乃木の動きを支える存在。
物語後半から本格的に登場し、テントへ迫る作戦の中で重要な役割を担っていく。
ノゴーン・ベキ / 役所広司
立場:謎の組織“テント”のリーダー
異名:緑の魔術師
特徴:圧倒的な存在感を持つ謎多き人物
世界各地で暗躍する謎の組織”テント”を率いる人物。
第1話からその存在はほのめかされていたものの、
物語が進むにつれて少しずつ姿を現していく。
冷静で威厳のある立ち振る舞いから、
ただならぬ過去と目的を感じさせる存在。
テントの正体や目的を知るうえで、物語後半の大きな鍵を握る人物。
ネタバレ
その正体は、元公安の乃木卓であり、乃木憂助の父。
かつて任務でバルカ共和国へ渡り、そこで妻・明美との間に憂助が生まれた。
しかし、公安に見捨てられたことで家族と引き離され、
妻を失い、息子とも離れ離れになってしまう。
その後、バルカで孤児たちを救うためにテントを作り上げる。
ノコル/二宮和也
立場:テントNo.2
関係:ベキを「父」と呼ぶ人物
会社:ムルーデル社
謎の組織”テント”のNo.2として登場する人物。
ベキを父と慕い、組織の中でも重要な立場を担っている。
冷静で警戒心が強く、簡単には心を許さない。
テントの事業やベキの目的にも深く関わっていく。
ネタバレ
ベキとは血のつながりはないものの、
幼い頃にベキに引き取られ、息子として育てられた。
実の息子である乃木が現れたことで、ノコルは複雑な感情を抱くことになる。
一方で、ムルーデル社を通じてフローライト事業を担うなど、
テントの未来にとっても重要な存在。
父としてベキを慕う気持ちと、
乃木への対抗心が入り混じる姿が印象的な人物。
ノコル / 二宮和也
立場:テントNo.2
関係:ベキを「父」と呼ぶ人物
会社:ムルーデル社
謎の組織“テント”のNo.2として登場する人物。
ベキを父と慕い、組織の中でも重要な立場を担っている。
冷静で警戒心が強く、簡単には心を許さない。
物語後半では、テントの事業やベキの目的にも深く関わっていく。
ネタバレ
ベキとは血のつながりはないものの、
幼い頃にベキに引き取られ、息子として育てられた。
実の息子である乃木が現れたことで、ノコルは複雑な感情を抱くことになる。
一方で、
ムルーデル社を通じてフローライト事業を担うなど、
テントの未来にとっても重要な存在。
父としてベキを慕う気持ちと、乃木への対抗心が入り混じる姿が印象的な人物。
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ストーリー
第一話 日本から世界へ翔る大冒険が始まる!
丸菱商事に勤める乃木憂助が、
1億ドルの誤送金事件の真相を追ってバルカ共和国へ向かう。
返金交渉の相手を探す中で、乃木は
テロ組織の長・ザイールと対面し、爆破事件に巻き込まれてしまう。
爆破事件の容疑者として追われる立場となった乃木は、
公安の野崎、医師の薫、協力者のドラムとともに日本大使館への逃走を図る。
ラストでは、ザイールが口にした”VIVANT”という言葉や、
ジャミーンを見守る謎の男たちの存在が描かれ、物語は多くの謎を残して幕を閉じる。

第二話 裏切りと別れ…明かされるヴィヴァンの意味
爆破事件の容疑者として追われる乃木たちが、
日本大使館からの脱出を試みる。
野崎は、誤送金事件の裏に
謎のテロ組織“テント”が関わっている可能性を疑い、
さらに“VIVANT”という言葉が“別班”を指している可能性へとたどり着く。
一方で、アディエルの死を知ったジャミーンが危険な状態に陥り、
乃木たちは逃走中にもかかわらず彼女の救出を優先する。
その後、
通常ルートでの出国が不可能となった乃木、野崎、薫、ドラムは、
生存確率30%のアド砂漠横断へと向かう。

第三話 誤送金完結へ!絶体絶命の反撃開始
生存確率30%のアド砂漠を進む中で、
乃木たちは姿を消した薫を探し出し、救出する。
その後、
公安が仕組んだモンゴル軍による作戦によって、
乃木、野崎、薫、ドラムは無事に日本への帰国を果たす。
帰国後、
乃木は誤送金事件の真相を追うため、丸菱商事の社内調査を開始。
東条の協力によって誤送金データの改ざんが明らかとなり、
ラストでは財務部の太田が疑いの人物として浮上する。

第四話 誤送金編完結!裏切り者は許さない!
太田の行方を追う中で、
乃木たちは彼女が天才ハッカー“ブルーウォーカー”であることを知る。
太田を拉致していた人物として浮上したのは、
乃木の同期である山本だった。
野崎たち公安が太田の救出に動く一方、
乃木は山本の正体へと迫っていく。
ラストでは、山本がテントのモニターであること、
そして乃木が“別班”として動いていたことが明らかになる。

第五話 ヴィヴァンの真実…明かされる運命の絆
山本の死をきっかけに、
野崎は乃木の正体へとさらに疑いを深めていく。
一方の乃木は、
別班としてテントの幹部・アリを追跡し、
公安とは別の角度から事件の核心へ迫る。
その中で、
乃木が幼少期にバルカで人身売買に巻き込まれ、
日本では“タンゴ・ハヤト”という名前で過ごしていた過去が明らかになる。
さらにラストでは、
テントのリーダー“ノゴーン・ベキ”が、
乃木の父親であるという衝撃の事実が判明する。

第六話 愛する父は悪魔か!? F 誕生の秘密…
テントに近づくため、
乃木はアリから受け取った暗号の解析に動く。
保釈された太田は、
別班の協力者としてテントのサーバー特定に挑み、
期限ギリギリで接続ルートを確保する。
一方で、
乃木の“もう一人の自分”が生まれた過去や、
自衛隊に入った理由も明らかになる。
さらにジャミーンの手術が無事成功し、
ラストでは別班メンバーが招集され、
組織としての別班が本格的に動き出す。

第七話 宿命の兄弟の対峙!!そして…
別班の任務として、
乃木はテントNo.2であるノコルへの接触作戦に臨む。
作戦の中で、野崎たち公安も乃木の動きを追い、
バルカを舞台に公安と別班、それぞれの思惑が交差していく。
乃木はノコルとの接触に成功するが、
その直後に銃を向けたのは敵ではなく、仲間である別班メンバーだった。
ラストでは、乃木がノゴーン・ベキとの対面を求め、
自らテント側へ捕らわれるという衝撃の行動に出る。

第八話 真実への序章…父と二人の息子の宿命
ベキと対面した乃木は、
裏切りの証明として黒須を撃つよう命じられる。
その後、
ポリグラフによる尋問やDNA鑑定を経て、
乃木とベキの親子関係が証明される。
テント内部で自らの力を示すことになった乃木は、
帳簿の確認や孤児院での不正発見を通して、組織の実態へと近づいていく。
ラストでは、
テントが3年前から大規模な土地購入を進めていたことが明らかとなり、
その目的に新たな謎が生まれる。

第九話 激動の最終回前sp~真実への反撃開始!
テントが買い集めていた土地には、
高純度のフローライトが眠っていた。
その利益によって孤児や貧しい人々を救おうとする
テントの目的が明らかになる一方、ベキの壮絶な過去も語られていく。
公安に見捨てられ、妻と幼い息子を失ったベキは、
バルカで孤児たちを守るためにテントを作り上げていた。
ラストでは、乃木が撃った別班メンバーの生存が発覚し、
乃木は“別班の任務としてここに来た”ことを認める。

最終話 40年の宿命が完結!選ぶのは父か日本か?
乃木の裏切りが作戦だったことが明らかとなり、
テントの真の目的を知った別班も、フローライト事業を守るために動き出す。
政府や共同出資者ゴビの思惑が絡む中、
乃木、野崎、チンギスたちは協力して事業を守り、
ベキは公安へ出頭する道を選ぶ。
しかし、
日本のモニターの正体が公安の新庄だったことが判明し、
さらにベキが日本への復讐を果たそうとしていたことも明らかになる。
ラストでは、
すべてを終えた乃木が薫やジャミーンと再会し、
神田神社の祠に置かれたお供え物が新たな余韻を残す。

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スタッフ
原作:福澤克雄
演出:福澤克雄、宮崎陽平、加藤亜季子
脚本:八津弘幸、李正美
プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵、橋爪佳織
音楽:千住明
製作著作:TBS
『VIVANT』は、福澤克雄が原作・演出・プロデュースを手がけた完全オリジナル作品。
脚本には『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』などを手がけた八津弘幸も参加。
壮大なスケールの物語を支える演出、映像、音楽も含めて、
日曜劇場らしい重厚感のある作品となっています。
概要
放送時期:2023年 夏
放送枠:日曜 21:00~
放送局:TBS系
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